経常収支フローの分析
  1. 動態分析
    •  これまでの説明は静態分析といい、一定時におけるストック資金と投資のバランスをみるものでした。これに対し動態分析の「経常収支比率」は、収支をフローで見て、一定期間における経常収入が経常支出を上回っているかみるものです。当然この数値は100%以上が望ましいとされています。まぜなら、ここが100%に満たないということは、経常的な活動で負担する支出を、経常的な収入でまかなえていないことを意味します。ということは当然足りない部分が発生しますから、それを補填するために借入などで資金繰りをつけることになります。一般的にこれが3期連続すると倒産が間近とされています。逆に100%を超えていると、それだけ余剰資金がでていますの、それを留保、あるいは借金返済または設備投資に充てることができます。
    •  あなたの会社が、この比率が100%未満の場合は、早期に改善するようにしましょう。

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  1. 経常収支の計算方法
    • 経常収入 = 売上収入 + 営業外収入
      ※ 売上収入 = 売上高 − (期末売上債権 − 期首売上債権)
      ※ 営業外収入 = 営業外収益 − (期末未収収益 − 期首未収収益) + (期末前受収益 − 期首前受収益)
      経常支出 = 費用 − 非資金費用(減価償却費のこと) + (期末たな卸資産 − 期首たな卸資産) − (期末買入債務 − 期首買入債務) + (期末前払費用 − 期首前払費用) − (期末未払費用 − 期首未払費用) + 引当金目的支出

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