安全性分析
  1. あなたの会社は財務的に健全ですか?
    •  安全性分析は、財務的に健全度がどれくらいか評価する分析比率です。性格は資金面をポイントとした分析です。
    •  この安全性分析は、他の分析よりも重要であると言えます。なぜか解かりますか?あなたの体から血液がなくなったらどうなりますか?死んじゃいますよね。企業にとって資金はあなたの血液と同じなんです。不足すれば死(倒産)を意味します。
安全性分析の体系
安全性分析
動態分析
一定期間の資金収支バランスをみる
静態分析
一定時点での貸借対照表から資本調達とそれの運用バランスをみる
流動性分析 資本調達の健全性分析

  1. 安全性分析からみえてくるもの
    •  先ほど、安全性分析は資金面をポイントとしたものであるとご説明しました。
    •  ここで、企業が資金不足に陥る原因として考えられることをいくつかご紹介します。あなたの会社に当てはまるものがあれば早急に改善しましょう。
    • 代金回収の不良
       売上増加だけにチカラを注いだ結果、その代金回収まで管理できなかった場合によくおこります。売掛金の回収が遅れると、数字の上ではかなりの利益がでているのに、資金繰りが悪化する事態に発展しかねません。取引条件や回収方法の見直しをしましょう。
      たな卸資産の過大
       企業は在庫切れによる販売チャンスを逃したくないために、一般的に多めの在庫をもつクセがあります。でも過大な在庫は資金のムダですし、不良品発生の原因にもなります。流行ものだと時代の変化とともに売れなくなる可能性があります。前期と比べて在庫の増減がどうであったか、その買い入れ資金はどこから調達しているか調べましょう。
       デルコンピュータという会社をご存知ですか?この会社は数年前までは小さなパソコンメーカーでした。今やパソコンユーザーならほとんどが知っているビッグネームですね。なぜここまで急成長したかというと、この会社は在庫を持たないという営業スタイルに切換えたからです。発注後に生産する方法で徹底的に販売コストを下げたのです。この方法でビジネスモデル特許も取得し、今の地位を獲得しているのです。
       これを聞いたらあなたも在庫管理を徹底的にしたくなったでしょう(^_^;)
      固定資産の過大
       必要以上の設備投資は資金を固定化させてしまいます。設備投資計画を立てるのは勿論ですが、その際には次のことに注意しましょう。
      • その設備導入によって得られる効果は?
      • 資金調達の方法は?自己資金か借り入れか?
      • 買取り、リースどちらにするか?
       設備投資の内容によってはあなたの会社の存亡にかかわることもありますから、税理士などの専門家に相談するようにしましょう。おもいつきで設備投資すると資金を圧迫しかねません。注意が必要です。
      自己資本の不足
       中小企業は比較的自己資本が少なく他人資本(借入金)が多い場合が多く、企業間信用などで運転資金を確保しているように思われます。これを数値で表したものが「自己資本比率」です。
       なるべく他人資本を減らして身を軽くしましょう。借金まみれだと健全な発展は望めません。
      利益の不足
       利益がなければ話になりません。赤字では1円もお金が増えませんよ。極端な話しですが、1円の黒字か1円の赤字か、この違いが金融機関の態度を180度変化させます
       1円でも黒字を出すように経営努力をしましょう。

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